⇒育毛商品の楽天ランキングはこちら
 ⇒年会費永年無料の楽天カード


2010年01月05日

アマゾンに地上絵、古代社会が?

古代アマゾンの地上絵、衛星から発見
ナショナルジオグラフィック


アマゾン盆地の高原地帯で、これまで熱帯雨林に
覆われて見えなかった円形や四角形などの
幾何学的模様が数百個発見されたとする研究が
発表されました。
1999年以降に撮影された衛星写真から、
250キロ以上の距離にわたって
200を超える幾何学的図形の地上絵が確認されており、
これまで明らかになっていなかった
アマゾンの古代社会が存在していたことの
証拠となる可能性があります。
 
今回の発見は、かつてアマゾンの奥地に
数多くの村落から成る複合都市が存在していたものの、
15〜16世紀にヨーロッパからの入植者が南米に持ち込んだ
疫病によってほぼ全滅したとする説を補強するものです。

現在、これらの村落についての記録は残されていません。
そのため、アマゾン川上流地域の土壌が
非常にやせていたことが原因で、
大規模な定住集落の住民を賄える規模の
農業を営むことは不可能だったと
これまで考えられてきました。
しかしブラジルのベレンにあるパラー連邦大学の人類学者で、
この研究の共著者であるデニジ・シャーン氏は、
「その想像は間違いだったことがわかった。
この地域では、さらに多くの発見が期待できる」
と話します。

新たに発見された地上絵は、幅およそ11メートル、
深さ1〜2メートルの溝でできており、
その両脇に高さ最大1メートルの土手が積まれています。
さらに地上絵の多くが互いに直線の道で結ばれています。

2008年に行われた予備的な発掘では、家庭用の陶器や
炭、砥石のかけらなど、人間が居住していた
証拠が混ざった土が、いくつかの地上絵の周囲に
低く盛られていたことが明らかになっています。

しかし、誰がどのような目的で作ったのかは
依然謎のままです。
外敵からの防衛のための建造物とする説、
儀式会場や住居とする説など、さまざまな見方があります。

研究チームが最も驚いたのは、
地上絵がアマゾン川の氾濫原地域と高原地域の
両方で発見されたことです。
一般にアマゾンの氾濫原の土壌は肥沃なため、
村落の形成に適していたのに対し、
土地のやせた高地には人間はあまり住まなかったと
考えられてきました。
しかも双方の地上絵の様式が似ていることは、
同じ社会に属する人間によって作られた
可能性を示しています。

シャーン氏は、高原地帯には6万もの人々が
居住していたと推測しています。
この数字は、今回発見された地上絵のような規模の
建造物を造るのに必要と考えられる
社会組織と労働力に基づいて算出されたものです。

カンザス大学のウッズ氏によれば、
当時の複合都市についてほとんど何もわかっていない
現状を考慮すると、この推計人口は
大まかではありますが、合理的な数字だといいます。

ウッズ氏は何より、人間が住んでいなかったと
長年考えられてきた地域にこれほど多くの人が
住んでいた可能性が出てきたことに感銘を受けています。
「これまで長い間、アマゾンの上流地域に
どのくらいの人数が住んでいたかと
人類学者や考古学者に聞いたら、
皆ほとんどゼロだと答えていただろう。
人間が一人も住んでいないと考えられていた場所に
6万人もの人間が暮らせていたというのは
驚くべきことだ」と話しています。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


アマゾンといえばジャングル。
古代都市が栄えた地域というと、
開けた場所ばかりなので、
よもやアマゾンに古代都市が、とは、
素人考えでは思いつかないのではないでしょうか。
こういう土地柄の場所にも、
大規模都市が存在していた可能性があるんですね。

ところで、肝心の「地上絵」についてですが。
ナスカの地上絵なんかは、
空から見ることを前提に作られたという説が
一般的ですが、森の中に地上絵を作っても、
空から見えないということは、
誰にでも分かると思います。
なので、地上"絵"とは
言わないんじゃないですか? これ。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
copyright © 2009 朝礼のネタ「アサネタ」〜ニュースな毎日 all rights reserved.

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。