毎日新聞
山口県宇部市の宝くじ売り場
宇部琴芝チャンスセンターで、年末ジャンボの
1等2億円2本、前後賞5000万円4本が出ました。
人口18万人の街は「一体誰が」と大騒ぎです。
1等は全国で63本でしたが、中国地方は他に
鳥取の1本のみで、100万都市を抱える広島はゼロ、
福岡でも3本でした。
みずほ銀行も「地方の売り場で1等の複数当選は
珍しい」としています。
この売り場は10年前にも1等が出た“穴場”です。
業界全体で苦戦が続く、お隣のデパート、
宇部井筒屋は「呼び水となってお客さんが増えるかも」
と、幸運のおすそ分けを大いに期待しています。
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毎度毎度、「当たるワケないじゃん」と思いながら
横目で眺めて通り過ぎる宝くじですが、
当選の話を聞くと、羨ましいと思ってしまいます。
買わなきゃ当たるわけがないんですけどね。
当選者は、もう換金したのでしょうか。
自分の町に、億万長者がいきなり2人となると、
そりゃあ騒然とするでしょうね。
あやかりたいと思う人もいるでしょうし。
でも、今後、該当の宝くじ売り場の売り上げは
上がるかもしれませんが、
隣のデパートの売り上げが上がるって
ことはないでしょう。
宝くじを買いに来た人が、
ついでに買い物していくとか?
そんなおいしい話はないと思いますけど。