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2014年03月13日

絶食ダイオウグソクムシの死因は餓死ではなかった

鳥羽水族館(三重県鳥羽市)
で飼育され、
5年以上の絶食記録を残して
2月に死んだ深海生物
「ダイオウグソクムシ」

解剖されました。
謎の生態に、どこまで
迫れるのでしょうか。

ダイオウグソクムシ(特大サイズ)

1月初めに絶食6年目に入った
として話題を呼んだ
ダイオウグソウムシ「No.1」ですが、
2月14日午後5時半ごろ、
展示水槽で死んでいるのを
飼育員らが確認しました。

水族館での飼育日数は2350日
(6年と158日)で、平成21年1月2日に
50グラムのアジを食べて以降、
絶食日数は1869日(5年と43日)
に達していました。

メキシコ湾の海底約800メートルで
捕獲され、19年9月に
ダイオウグソクムシの第一号として
入館し、「No.1」と命名されました。
当時の体長は29センチ、
体重は1040グラムで、
死亡時の体長は入館時と変化なく、
体重も1060グラムと
大差はありませんでした。

年齢は不明ですが、
生殖に関係する器官がないため、
成熟した個体ではないとみられます。

食べなくても長期間生きた生態を
本格的に解明するため、
死後まもなく解剖されました。

胃の内部は、見たこともない
淡褐色の液体で満たされていました。
過去に死亡したダイオウグソクムシの
個体は、未消化の固形物が残っているか、
胃が空っぽの状態でしたが、
このような液体を見たのは初めてでした。
液体は約130ccと、
胃を埋め尽くすほどの量で、
ダイオウグソクムシ特有の
生臭い腐臭がしました。
液体以外に固形物はありませんでした。

さらに、光学顕微鏡で液体を観察すると、
中に長さ10ミクロン(100分の1ミリ)
ほどの菌類が見つかりました。
株分かれしている様子も見られ、
1日後には株がさらに増殖していました。
出芽や分裂で増える単細胞の
酵母に近い存在と推定されます。

こうした菌類は酵母様真菌
(こうぼようしんきん)と呼ばれ、
土の中など自然界にあるほか、
小動物の消化器官に存在するものが知られ、
下痢を繰り返した犬などの体内から
検出されるケースがあります。
酵母は、パン酵母やビール酵母などの
糖分を分解してアルコールなどに
変えることで知られます。

そこで、No.1の酵母様真菌と
長期間の絶食の関連が
焦点となりました。
酵母と長寿の関係は、
さまざまな研究が続いています。
静岡県三島市の国立遺伝学研究所の
研究チームが、昨年8月に、
長寿遺伝子の働きを解明して
酵母菌の寿命を操作する実験に成功し、
酵母と長寿遺伝子の関連が分かって
注目されました。
No.1の液体から検出された酵母様真菌は、
食べなくても生きられる作用を
もたらすのでしょうか。

一方、No.1の消化管全体に
炎症や変色はなく、
過去に解剖した個体よりも
状態が良好でした。
甲羅の裏側などの肉も痩せておらず、
捕食している個体と同様に、
長期間の絶食を経たとは
思えないような健全さです。
こうした状態から、
直接の死因はわからないものの、
餓死したという状況ではない
と判断されました。
酵母様真菌に不老要素が含まれている
可能性も浮上しました。

真菌については、初めて見るもので、
まったく正体が分かりません。
寿命との関係よりも、
まずは絶食との関わりあいに注目し、
体内でどのように作用していたのかを
解明したいとしています。

ダイオウグソクムシは約10年前に
「変な生き物」ブームで
脚光を浴びるまで見向きもされず、
この生物に関する論文は
海外に数件しかなく、
いずれも何を食べたかという
胃の内容物などを記しているだけで、
生態の詳しい研究は進んでいません。

ただし、鳥羽水族館ではNo.1以外の
ダイオウグソクムシでも
絶食が観察されており、
No.5という個体は絶食期間1年3カ月で、
No.1に代わって現在記録を持っています。
このことから、一般的に
ダイオウグソクムシは絶食に強いと
みられます。

深海生物学を専門とする
北里大海洋生命科学部の
三宅裕志講師(44)は
「No.1の体内の液体が、
ヒトの腸内細菌のように
共生関係にあることも考えられる。
逆にその液体が原因で
死んだのかもしれない。
ダイオウグソクムシに関する資料は
まだまだ少なく、
もっとデータを集める必要がある」
と指摘しています。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


死因が餓死ではないというのは、
恐らくその通りなのでしょう。
餓死なら、5年も耐えられなかった
と思います。
プランクトンやバクテリアなどを
食べるのかもしれません。
何しろ深海生物です。
アジなど海上の食物は、
お口に合わないのかもしれません。

食べなくても生きていける
仕組みを備えているのかもしれない
など、謎というか、
ロマンがいっぱいの
ダイオウグソクムシ。
今後も何かと話題になりそうです。

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