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2014年07月09日

W杯視聴率低迷にテレビ局落胆

サッカーのワールドカップ(W杯)
ブラジル大会で、日本代表は
1次リーグ敗退に終わりました。
日本戦の中継や関連番組の
視聴率が伸び悩み、
テレビ局にも落胆が広がっています。
関係者は、ブラジルとの時差や
視聴環境の変化などを理由に挙げつつ、
高騰を続ける放映権料と
"結果"のバランスに頭を悩ませています。

日本代表2014オフィシャルタオルマフラー

「通勤時間帯を甘く見ていた。
やはり日本は健全で、
休まずにちゃんと会社に行くんだなと…」。
日本テレビの小杉善信専務は、
日本対ギリシャ戦(日本時間20日)中継の
視聴率についてコメントしました。
平均視聴率は33.6%で、
W杯本大会の日本戦としては、
過去最低を更新しました。

過去4大会の日本戦では、
視聴率50%を超える中継が
1試合以上ありましたが、
今大会は、NHK総合のコートジボワール戦
(日本時間15日)が46.6%(後半)、
テレビ朝日のコロンビア戦(同25日)
が37.4%でした。
TBSテレビの石原俊爾社長は
「日本戦はそれなりの高視聴率だが、
各局ともハイライト番組が伸びていない。
日本が残念な結果になり、
視聴者もしゅんとしてしまったのでは」
と推測します。

日本戦がいずれも午前中の
早い時間から放送され、
民放が中継した2試合は、
平日の通勤、通学時間帯と重なったことや、
NHKBS1でも同時放送されたことなどが、
数値に影響したとみられます。

テレビ朝日の早河洋会長兼CEOは、
「パブリックビューイングやスポーツバー、
ワンセグなどで見る人が増え、
視聴形態が変わってきた」
と分析します。
その上で、サッカーはスポーツの中で
ナンバーワンの視聴率を取る
コンテンツであり、
社会的な注目度は依然高い
との考えを示しました。

ただ、W杯の放映権料は年々高騰し、
2010年の南アフリカ大会では、
民放全体の収支が赤字になりました。
テレビ東京の高橋雄一社長は、
「(テレ東として今大会は)赤字。
でも、サッカー放送を育て、
ニーズに応えないといけない」
と苦しい事情を明かしました。

一方、ラジオ各局も日本戦を放送しましたが、
TBSラジオはコロンビア戦以外の
2戦の放送を初めて見送りました。
入江清彦TBSラジオ&コミュニケーションズ社長は、
「レギュラー番組の支持が高く、
リスナーの多様なニーズに応えるため」
と説明しています。

大規模スポーツイベント中継のあり方を
見直す動きも出始めています。

※視聴率はいずれも関東地区、ビデオリサーチ調べ

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


確か、コロンビアは、自国の試合がある日を
公休にしていましたが、
日本はそういうお国柄ではありません。

「試合の日を休みにする企業」が話題になるのは、
そういう会社が珍しいからです。

ほとんどの人は、試合を見たくても渋々出勤するし、
通勤中にちらちらとワンセグを覗きつつ、
ネットの速報で最終的なスコアだけ確認できれば、
当面はそれでOK、あとは夜、帰宅してから、
録画やスポーツニュースなどでじっくり見れば
事足りるのではないでしょうか。

テレビの前にどっかり座り込んで、
ビールとピザを片手に、生で観戦なんて、
平日の朝っぱらからできることではありません。
至極当たり前のことを、テレビ局関係者は
誰も予測できなかったのでしょうか。

ちなみに、準決勝のブラジル対ドイツ戦は、
1-7でブラジルが大敗を喫するという
とんでもない結果になっていて、
こちらの方が、余程予測不能の事態でした。

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タグ:W杯
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