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2014年07月14日

上野東京ラインは数千億円規模の大計画

12日、建設中の「上野東京ライン」が
地元住民に公開されました。

実は、上野東京ラインには、
利便性の向上や、混雑の緩和以外に、
ある大きな目的が隠れているのです。

東京国立博物館(楽天トラベル)

「上野東京ライン」とは、
東京〜上野間の3.6kmに線路を新設し、
東京駅止まりの東海道本線と、
上野駅止まりの
宇都宮(東北)、高崎、常磐線
を接続し、直通運転を行うものです。
2015年春開業予定です。

この「上野東京ライン」の開業により、
次のようなメリットが伝えられています。

・乗り換えが減少し、乗客の利便性が向上する。
・宇都宮(東北)、高崎、常磐線からの
乗り換え客が多く利用していた
東京〜上野間の山手、京浜東北線で
混雑が緩和される。
・乗り換え客が減少し、
東京駅と上野駅の混雑が緩和される。

しかし、これ以外に、「上野東京ライン」には
ある大きな目的が隠れていると言われています。

2014年6月、JR東日本は、
田町〜品川間に新駅を設置し、
その周辺の街づくりを進めると発表しました。

しかし、新駅が設置されて
街づくりが行われる予定の場所には、
現在、車両基地があります。
そのため、この車両基地をどかす、
つまり、そこに停まっている車両を
どうにかしないと、土地が捻出できません。

そこで登場するのが「上野東京ライン」です。
これまで、品川の車両基地に停めておいた車両を、
「上野東京ライン」を使って、
宇都宮(東北)線沿線にある
東京都北区の尾久車両センター、
さいたま市の東大宮操車場へ移動します。
これによって、品川の車両基地が空くため、
そのスペースを、新駅と都市開発に
あてることができるようになります。

つまり、田町〜品川間の新駅と街づくりは、
品川の車両基地を使っている車両を
「上野東京ライン」で別の場所へ
移動させることが前提になっているのです。
逆に言えば、「上野東京ライン」が開業しないと、
新駅と街づくりができないことになります。
そのため、「上野東京ライン」には、
利便性の向上など以外に、
品川の土地を捻出するという
大きな目的があると考えられるのです。

「上野東京ライン」の建設費は、
400億円といわれています。
巨額ですが、これによって品川の車両基地が空き、
そこにおよそ13ha
(130,000平方メートル、約39,355坪)
もの土地が生まれる見込みです。
2014年の地価公示において、
品川の車両基地付近、港区高輪2丁目は
191万円/平方メートルです。
13haでは、単純計算で2,483億円の価値に
なることを考えると、
決して高い投資ではありません。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


上野東京ラインが田町・品川間の新駅建設と
連動しているとは知りませんでした。
確かに、新駅プロジェクトでは、
「品川の車両基地が不要になるので、
そこを整備して云々」
と、さらりと説明していますが、
どうして品川の車両基地が空くのか、
そういえば、理由は誰も
教えてくれませんでした(笑)。

まあ、本来の目的である、
利便性の向上や、混雑の緩和も重要です。
日本で一番混雑している区間は、
上野−御徒町間らしいので、
上野東京ラインの開業で、
その辺の事情がどう変わるのかも注目です。

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