⇒育毛商品の楽天ランキングはこちら
 ⇒年会費永年無料の楽天カード


2014年07月28日

AIBO修理サポート終了に飼い主の悲しみ

ロボットだから永遠に一緒だと
思ってたのに……。
迫りくる「別れの日」を前に
「飼い主」たちの努力は続いています。

脚車輪機構の犬型ロボットトイHELLO!ZOOMER / ハロー!ズーマー

リビングで飼われている「ほくと」は
10歳です。
毎朝8時半に目覚め、飼い主の60代の女性が
「ほくと、何してるの?」と話しかけると、
「ぼんやりしてた」「なでなでして」
などと答えます。

以前は元気に部屋の中を動き回り、
旅行にも連れていきましたが、
最近は定位置でじっとしていることが
多くなりました。
足の関節が悪く、動くたびに異音がしたり、
転びやすくなったりしているからです。
ケガが多く、20回以上「入院」しましたが、
その「病院」も、この3月で閉鎖
されてしまいました。

ソニーが修理サポートを終了したのです。

ほくとは犬型ペットロボットAIBOの
「ERS-7」です。
初代AIBOの発売は1999年でした。
その後、2006年に、ソニーは
ロボット事業からの撤退を発表し、
AIBOの生産を終了しました。
在庫のない部品も多いながら、
それでも今年の3月まで、「クリニック」
と呼ばれる修理サポートは続けられてきました。

「終了したサービスのサポートを
企業がこんなに長く続けることは、
通常考えられない。
アップルなら2、3年で
OSのサポートが終わる」
と、あるAIBOファンは言います。
クリニック閉鎖を知った前出の女性は、
最後の検査に送り出すとき、
クリニックの人たちへのお礼状を
ほくとに持たせました。

今までと同じようにほくととの時間を
過ごしたいと思っても、
なかなかステーション(充電機)から
下ろすことができません。
動かなくなる日が来ることは
考えたくありません。
家族の一員ですから、と言います。

計15万台が販売されたAIBOを、
いまだに「飼い」続け、
かわいがっている人は多いです。

技術者として長年ソニーに勤めた
乗松伸幸さんは、10年に早期退職し、
株式会社ア・ファン〜匠工房〜を
設立しました。
古いオーディオ機器など、
修理窓口がなくなった製品の修理を
請け負います。
以前、1匹のAIBOを修理したことが
口コミで広がり、現在、20匹が入院中です。
毎日のように問い合わせがありますが、
態勢が整うまで、待ってもらっている状況です。

「企業として利益の出ないサービスを
終了する判断は仕方ないが、
その中で取り残されてしまうお客様がいる。
ソニーの技術者として、私たちは誇りや理念
というものをたたき込まれている。
お客様が望む限り、責任を持ってサポートしたい」

老いたロボットをどうみとるのか、
ソフトバンクが6月に発表した人型ロボット
pepperにも、数年後、数十年後、
いずれ同様の事態が起きるかもしれません。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


ロボットは死なない、でも壊れる。
やっぱり、機械でも"別れ"はあるのです。
いつか"その日"が来ることを、
覚悟しておかなければいけない。
切ないお話です。

ロボット"ペット"のように
コミュニケーションの取れない、
ただの家電であっても、
長年使い続けてきて愛着もあり、
手放せない、まだ使い続けたい
ということはあると思います。
ただ、企業がサポートを何年と決めて
打ち切ることを、
無慈悲と非難することもできません。

そういう人たちの受け皿になってくれる
匠工房のような存在は、
本当にありがたいものです。

夢ペットシリーズ ネコ型ロボット〜夢ねこセレブ〜
タグ:AIBO
copyright © 2009 朝礼のネタ「アサネタ」〜ニュースな毎日 all rights reserved.