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2014年08月18日

道頓堀のグリコ5代目看板最後の点灯

大阪・道頓堀の『グリコ5代目看板』が、
17日、最終日を迎え、
午後7時過ぎから「最後の点灯」が
行われました。
今秋には、新しい「6代目看板」に
生まれ変わります。

道頓堀(楽天トラベル)

グリコ看板は、1935年(昭和10年)の
登場以来、現在の5代目まで、
約80年にわたり、
大阪市中央区道頓堀の名物となっており、
2003年には「大阪市指定景観形成物」
として認定されました。
5代目は1998年7月から設置しており、
この日、16年の役割を終えました。
6代目の工事は今後はじまり、
完成は秋頃の予定です。

グリコ看板の歴史

▽初代(昭和10年〜)
1935(昭和10)年、大阪道頓堀川、
戎橋(えびすばし)のそばに
初めてグリコのネオン塔が立ちました。
高さ33メートルを誇るネオン塔は、
トレードマークのランナーと
グリコの文字を6色に変化させ、
同時に毎分19回点滅する花模様で
彩ったものでした。
当時としては型破りのネオンで、
一躍大阪ミナミの名物となりました。

▽2代目(昭和30年〜)
1943(昭和18)年、戦況が厳しくなり、
鉄材供出のため1代目が撤去され、
戦後の1955(昭和30)年、
2代目が再建されました。
ネオン塔(高さ21.75メートル)は
砲弾型の下部に特設ステージ
(高さ5.26メートル)を持つ
ユニークなもので、
そこでは大きな人形のワニ君が
ピアノをひいたり、
人形劇を演じたり、
ロカビリー大会を催していました。

▽3代目(昭和38年〜)
1963(昭和38)年からは、
噴水ネオン塔になりました。
12トンの水が、トレードマークの
中心部にある150本の水車状のノズル
(高さ18メートル、横8メートル)
から噴き出し、
12色のランプ400個がそれを照らして、
きれいな虹の模様を描きました。
落下した水は、ポンプで上のタンクに
戻す仕掛けになっていました。

▽4代目(昭和47年〜)
高さ17メートル、横10.85メートルで、
バックになっている陸上競技場の
トラック部分を点滅させ、
トレードマークのランナーに
躍動感を持たせたネオンになりました。
日没から午後11時までネオンが点灯し、
競技場の中央コースからゴールインする
ランナー姿が川面に映え、
看板を背景に記念撮影するほどの
名物看板になりました。
隣接するビル改装に伴い、
1996年1月21日に消灯、
翌日に撤去されました。

▽5代目(平成10年〜)
1998(平成10)年7月6日に
4代目が撤去された後、
約2年半ぶりに再点灯されました。
陸上競技場のトラックを走る
ランナーの背景には、
大阪を代表する4つの建物
(大阪城、海遊館、大阪ドーム、通天閣)
が描かれています。
また、バックの情景の色が変化することで、
朝、昼、夕焼けそして夜と、
ランナーが大阪の街を一日かけて
走っているような姿を表現しました。

なお、看板に描かれている
グリコのランナーは、
1922年に創業時した江崎グリコの
「栄養菓子 グリコ」の創製時に、
そのコンセプトに合致するものとして
誕生しました。
以来、企業理念の「おいしさと健康」
を表すシンボルマークとして、
90年以上にわたり親しまれています。
陸上選手がゴールインする瞬間の姿を
モチーフにしており、
商標としての正式名称は
「ゴールインマーク」です。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


お盆休みで観光客が増えるなどの
事情に配慮したのだと思いますが、
17日がラスト点灯とは、
何だか大文字焼きのようです。

ちょっと寂しくなりますが、
老朽化による交換なので、
しかたのないことですし、
工事期間は、せいぜい
1、2か月くらいだろうし、
新しい看板がどんなデザインに
なるのかも楽しみです。

お披露目の時には、
また話題になるでしょう。

道頓堀(楽天トラベル)
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