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2015年03月20日

北陸新幹線、開業直後なのにガラガラ

開業したばかりの北陸新幹線で、空席の目立つ車内写真が、相次いでツイッターに投稿されています。

一方、管轄するJR東・西は、両社とも、乗客数が大幅に伸びたとのデータを発表し、「好評だった」と振り返っており、両者の意見は食い違います。

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東京から金沢を直通する北陸新幹線は、長野新幹線を金沢まで延伸する形で、2015年3月14日に開業しました。
上越妙高を境界に、高崎までをJR東が、金沢までをJR西が管轄します。
開業前後は、新聞やテレビなどが大きく取り上げ、北陸3県のにぎわいを伝えていました。

しかし、ツイッターを見ると、多くの人が、空席ばかりの車内写真を投稿しています。

「意外にガラガラ、空いてます」
「今3人席を1人で座ってる笑」

など、実態は、メディアの盛り上がりとは裏腹です。

講演会で北陸を訪れた前宮崎県知事の東国原英夫さんも、

「僕が見る限りガラガラ。ちょっとびっくり! 多くの人々はどうやら見物客らしい」

と報告しています。

乗車したグリーン車には、秘書とほか1人がいただけだったといいます。
あまりの空席の多さが話題を集め、ツイッターで「北陸新幹線」を検索すると、「ガラガラ」「空席」が予測ワードに出てくるという事態になっていました。

一方、JR東・西が18日、それぞれ発表した開業3日間の速報データでは、JR東の高崎〜軽井沢間は、前年比185%の約4万7900人、JR西の上越妙高〜糸魚川間は在来線特急「はくたか・北越」との比較で前年比306%の約8万4000人が利用したといいます。

JR西の真鍋精志社長は18日の会見で、

「前年と比べると同区間で3倍以上の利用があり、3日間の合計では8万4000人に利用いただいた。大変好調なスタートが切れたのではないかと思っています」

と胸を張りました。

しかし、両社の広報担当によると、3日間の平均乗車率は、東57%、西48%にとどまります。
18席限定の最上級グランクラスでも、利用状況はともに80%台です。

土日のピーク時を除くと、ガラガラの車両が出てくるのも当然で、乗客から「こんなので大丈夫なのかな?」と心配の声すら上がっています。

それなのに、なぜ、両社とも「好評だった」と3日間を振り返っているのでしょうか。

両社は輸送力の大幅な増加を上げます。
北陸新幹線は停車駅の少ない「かがやき」が1日10本、上越妙高や新高岡に止まる「はくたか」は14本、それぞれ東京〜金沢間を往復します。
単純比較はできませんが、開業に合わせて廃止された、越後湯沢から金沢などを1日13往復していた在来線特急「はくたか」に比べると、大きく本数が増えています。

車両数も、6両または9両編成だった在来線特急「はくたか」に比べて、北陸新幹線は12両編成になりました。
本数が増え、1本あたりのキャパシティーも増えたのだから、空いているのは当然だ、という見解です。

乗車率が低く、空席が目立ったことについて、両社は、

「(54%の)山陽新幹線と比べてもいい数字。100%になるように編成を短くすることもできるが、繁忙期や土日祝日を考えるとそれぐらいの容量がないといけない」(JR西・真鍋社長)

「本数が増えたことで、お客さまに多くの選択肢を示せている」(JR東・広報担当)

と、気にしていないようです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


発売開始25秒で売り切れたという話は何だったのでしょうか。

一番列車だから、特別に人が殺到したというだけなのかもしれません。

「売り切れ」と言われていたので、満席でなければおかしいと思ってしまいますが、元々の利用者数と比較すると、乗車率が50%でも大幅増ということのようです。

ちなみに、指定席券などを購入する時、駅員が操作しているコンピュータシステムは、「MARS(マルス)」という名前だそうです。
発売開始の10時ぴったりに、窓口の係員に端末を操作してもらう「10時打ち」で、しばしばアクセスが集中しますが、全国におよそ9500台ある端末すべてが「10時打ち」を行っても耐えられるように設計されているとのことです。

それって、マルス? バルスじゃなくて?

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タグ:北陸新幹線
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