営業運転は11月7日(土)からです。
新世紀エヴァンゲリオン TV放映版 DVD BOX ARCHIVES OF EVANGELION
車両デザインは、『エヴァ』のメカニックデザイナーである山下いくと氏が担当し、『エヴァ』監督の庵野秀明氏が監修を務めています。
JR西日本によると、今年、山陽新幹線(新大阪〜博多)が全線開業40周年を迎えるため「インパクトのあること」を実現しようと考え、幅広いファン層を持ち、TV放送開始から今年で20周年を迎える『エヴァ』側に打診し、コラボレーションが実現しました。
今回“エヴァ仕様”になった車両は、JR西日本の500系新幹線です。
『エヴァ』とコラボするにあたり、形状や、技術へのこだわりが『エヴァ』の世界観と共通していることから、500系車両が選ばれました。
500系は1997(平成9)年にデビューしました。
鋭く15mも尖った先頭部分が特徴で、新幹線で初めて300km/hでの営業運転を実現し、ギネス世界記録にも掲載されました。
かつては「のぞみ」として東海道新幹線の東京駅まで走っていましたが、現在は山陽新幹線内で「こだま」として運行されています。
「500 TYPE EVA」は外観のみならず、車内にも『エヴァ』の世界が広がります。
1号車は、新幹線に乗りながら『エヴァ』の世界観を体感できる「500 TYPE EVA 展示・体験ルーム」となっており、エヴァの実物大コックピットを使っての「搭乗体験」ができます。
“搭乗”すると、コックピットがパイロットを自動認識します。
正面と左側のモニタに“らしい”文字が登場し、エヴァが起動します。
そして“発進”すると、モニタへ新幹線の前面展望映像などが流れだし、“使徒”、そして弐号機と共にアスカが登場します。
自分の手を使って“ATフィールド”を破るなど、ただそのコックピットに座るだけではなく、ストーリー性とゲーム性を持っているのが、この「搭乗体験」の大きな特徴です。
また、1号車では、そのほか「新幹線×エヴァンゲリオンパネル」や「ジオラマ」、「フォトスポット」での撮影も楽しめます。
「展示・体験ルーム」への入室と「実物大コックピット搭乗体験」は、インターネットなどから事前予約が必要です。
今のところ、土曜・休日はほぼ埋まっていますが、平日は、区間によっては空きがあるようです。
2号車は、“エヴァデザイン”が施された「特別内装車」です。
「NERV(ネルフ)」マークが通路や日よけ、側壁などに描かれ、座席の枕カバーも『エヴァ』仕様です。
窓の日よけは、大部分が同じ『エヴァ』風デザインですが、一部、違うものが入っているのもポイントです。
また、車内放送のチャイムには、TVアニメ『エヴァンゲリオン』の主題歌「残酷な天使のテーゼ」が使われています。
チャイムは2種類あります。
「500 TYPE EVA」は8両編成で、3号車から8号車の内装は、基本的に、通常の車両と変わりません。
「500 TYPE EVA」の運転は、2015年11月7日(土)から2017年3月まで、山陽新幹線で行われる予定です。
博多6時36分発〜新大阪11時14分着の「こだま730号」、新大阪11時32分発〜博多16時07分着の「こだま741号」として走ります。
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ついにエヴァ新幹線が公開されました。
以前から注目されてはいましたが、詳細が公開されたことで、ファンのボルテージが上がりまくりです。
発端は、色合いが似ているからということでしたが、外装をエヴァカラーにペイントするだけでなく、内装もエヴァ仕様で、体験ルームに至っては、ここまでくると、最早移動手段ではなく、走るテーマパークです。
JR西日本管内のみ、1日1往復のみの運行では、もったいないです。
新幹線なんて、あっという間に移動できるのですから、全国行脚すればいいのに。
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タグ:エヴァ新幹線