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2015年10月20日

ふるさと納税で殺処分ゼロ目指す

「殺処分ゼロ」を目指すピースワンコ・ジャパンのシェルター運営に、ふるさと納税が活用されています。

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シェルターは、「ピースウインズ・ジャパン」が運営しています。
2014年度の年間支出は、約1億1450万円です。
内訳は、200頭近くいる保護犬のフード代や医療費などに約1800万円、健康管理やしつけを担当する獣医師やトレーナーの人件費に2500万円、保護施設の建設に3700万円などです。
質の高い飼育環境を維持しながら、1頭でも多くの犬を保護するには、安定した資金の確保が欠かせません。

現在、その柱になっているのが「ふるさと納税」です。
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄付をすると、2000円を除いた全額が、税金から控除される制度です。
所得に応じた上限はありますが、ほぼ自己負担なしで寄付ができるうえに、地域産品などをお礼の品としてもらえるため、人気を集めています。
広島県神石高原町が昨年、寄付金の使途として、NPOや地元自治会を指定できる仕組みを設けたことで、ピースウインズ・ジャパンも、寄付を募ることができるようになりました。

今年も、9月の動物愛護週間を皮切りに、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」で、キャンペーンを始めました。
広島県の犬の殺処分をなくす目標と定めた来年6月までに、保護犬舎を3倍の600頭規模にし、譲渡センターも新たに開設する計画です。

これまでの取り組みの成果や資金の使途を詳しく説明し、お礼の品には、有機無農薬の米をはじめとする、地域の特産品を用意しました。
開始から3週間余りで、同サイト経由の寄付申込額は約2250万円、それ以外のルートを含めると、約3200万円に達しました。
昨年のペースを上回り、寄付が集中する年末を迎える前としては、たいへん大きな支持を得られています。

寄付者からは、「ふるさと納税で活動資金を集めるアイデアはすばらしい。年金生活なので少額しかできませんが、毎年参加したい」「(殺処分ゼロの)本格的なプロジェクトが立ち上がり、実績も積み上がっていて、心から嬉しく思います」などのコメントが、数多く寄せられています。
特に目立つのは、「神石高原町の取り組みが全国に広がることを願っている」というものです。
小さな町の挑戦に、これだけ注目と期待が集まるのは、かつてないことでしょう。

今回のキャンペーンでは、他の保護団体との連携による、猫の保護にも、初めて協力を呼びかけました。
ピースウインズ・ジャパンは、「ペットを愛し、共生を願う多くの人の共感を得られるよう、きちんと成果を出していきたい」とコメントしています。

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素晴らしい取り組みです。
「お礼目当て」で、すっかり本末転倒になってしまっている感がありますが、これこそが、ふるさと納税の、本来あるべき姿なのではないでしょうか。
自分が寄付したお金が、どういった用途に使われるのか、はっきり分かる、提示されている内容に対して寄付をする、本当は、それが当たり前のことだと思うのですが。
寄付者のコメントにもあるように、是非とも、全国に広まってほしいです。

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