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2015年11月21日

マグロ大量死で生き残った奇跡の1匹が人気者に

今年1月、東京都江戸川区の葛西臨海水族園で展示しているクロマグロなどが大量死しました。
約160匹いた魚たちが、1月中に3匹まで減り、3月下旬には、クロマグロ1匹だけになりました。
この1匹は、今も健在です。
5月に投入された新入りたちと、いっしょに過ごしています。

東京都葛西臨海水族園

水族園のクロマグロの大水槽には、5月にスマ29匹、6月にクロマグロ77匹が投入され、その後も新しい魚を追加しながら、現在、110匹が泳いでいます。
真っ先に目を奪われるのが、ほかと比べて一回り以上大きいクロマグロです。
手下を率いる親分のようで、来園者もくぎ付けになっています。
このクロマグロが、生き残った奇跡のマグロです。

飼育展示課教育普及係の多田諭主任(54)によると、明らかに大きさが違うので、お客さんにもすぐわかるといいます。
1匹だけになってしまった時から人気者で、このマグロを応援しようとやって来たり、カメラを向けたりする客でにぎわったといいます。
喜んでくれるのはうれしいですが、1匹だけが特別扱いされるのを、多田さんは複雑な思いで見ていました。
名前をつけようという動きも、ネット上であったようですが、自分たちのミスを逆手にとって、お客さんを呼ぶことはできなかったと振り返ります。
あの1匹には特別な思いがありますが、1匹だけ大事にするわけにはいきません。

クロマグロが3匹だけ残り、区別して管理するために、「大」「中」「小」と呼ばれていた時期もありました。
残ったマグロは「中」です。
今は「中」と呼ばれることもなくなりました。

5月に新たな魚を投入してから、クロマグロやスマが20匹ほどが死んだものの、大量死はなく、順調に育っています。
しかし、現場はまだ気を遣っています。
マグロは元々神経質な魚で、刺激に弱く、飼育が難しいのです。
大きな音にも気を遣います。

飼育が困難な魚を展示することには、賛否両論がありますが、多田さんは「マグロってかっこいい。ヒレの使い方や泳ぎ方を見て、こんなにかっこいいんだと感じてほしい。マグロをたくさん食べる日本人だからこそ、切り身じゃわからないマグロの姿を見てほしい」と訴えます。

園内のレストラン「シーウインド」では、マグロのおいしさも堪能できます。
まろやかな口当たりのマグロカツと、中辛のカレーが絶妙にからみあう「マグロカツカレー」は、一番の人気メニューです。
子供向けのメニューではなく、大人の味です。

ちなみに、レストランで使っているのはキハダです。
展示しているマグロではありませんので、ご安心下さい
(展示しているクロマグロは、いわゆる本マグロです)。

葛西臨海水族園では、大水槽で展示しているクロマグロなどが大量死したと、1月14日に発表されました。
1カ月前に160匹いたのが、発表時点で30匹にまで減少していました。
26日にはハガツオが全滅し、残るはクロマグロ3匹となりました。
3月24日に、残り1匹になりました。
死んだ魚を病理検査した結果、ひ臓からウイルスが検出されましたが、魚の大量死をまねく「マダイイリドウイルス」ではなく、ウイルスの種類を特定できませんでした。
水質調査で異常は見つからず、現在も原因を調査中です。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


思えば不思議な事件でした。
原因不明なのに、追加投入していいのか、とか、20匹死んだのは「よくあること」で、その程度は許容範囲内であり、大量死とは言わない、とか、突っ込みどころだらけです。

名前は、せっかくだから、つけてあげてほしかったです。
「中」ではあまりにそっけないです。
動物園や水族館は、生き物と真摯に向かい合っている施設なのに、案外淡白で、動物も管理番号で呼ばれていたりします。

マグロを展示している水族館でマグロカレーは、シュールというか、ブラックユーモアといいますか。
確かに、「このマグロはもしや・・・」という考えが、一瞬、頭をよぎりそうです。

何はともあれ、生き残ったマグロも、新たに投入されたマグロも、平和に暮らしてほしいものです。

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