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2016年06月02日

台風発生いまだゼロ。18年ぶりの遅さ

例年、5月までに発生している台風1号が、6月1日現在、まだ発生していません。
7月に台風1号が発生した1998年以来、18年ぶりの遅さです。

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沖縄気象台によると、これまで、台風1号が最も早く発生したのは、1979年1月2日でした。
最も遅かったのは、1998年7月9日でした。

発生が遅れている原因は、2014年夏に太平洋の東部で発生した、海面水温が平年に比べて高くなる「エルニーニョ現象」です。
今年終息するとみられていますが、過去のデータでは、同現象が終息する年は、台風1号の発生が遅いといいます。

同現象が終息すると、インド洋の海面水温が平年より高くなって低気圧となり、赤道に沿ってインドネシア付近まで延びてきます。
さらに、フィリピン東方から、インドネシアの低気圧に向かって北東風が吹くことで、台風の発生場所となっているフィリピン付近に高気圧が強く張り出し、台風が発生しにくくなります。

発生が最も遅かった98年に次いで、73年7月2日、83年の6月25日と続きますが、いずれも、同現象の終息の年でした。

気象台によると、今年6月から7月までは、太平洋高気圧の張り出しが強く、フィリピン付近で積乱雲の発生が少なくなるため、台風が発生しにくい状況が続きます。
8月ごろから、次第に、高気圧が平年並みの配置に近づき、積乱雲の動きも活発になってきます。

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台風の発生が遅い年は、集中的に大量発生する傾向があり、結局、1年間の合計数は、毎年同じくらいになるそうです。
この時期に発生する台風なら、さほど被害は大きくありませんが、夏から秋にかけて台風が増えると、規模も大きく、被害も甚大になります。
油断できません。

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