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2017年08月01日

隅田川花火、スカイツリー高額席は雲や煙でほとんど見えず

7月29日の隅田川花火大会を、日本一の高さを誇る展望台から見下ろせるのが売りの、東京スカイツリー(墨田区)の特別営業が、悲劇に見舞われました。

東京スカイツリー

29日の東京は、あいにくの天候で、隅田川花火大会は、雨の中、決行されました。
今年は、例年より2000発多い、計2万2000発が打ち上げられ、傘を手にした多くの観客が、雨空を彩る大輪の花火を楽しみました。

しかし、天候不順により、花火を楽しめなかった人もいました。
高さ450メートルを誇る、東京スカイツリー展望台で行われた、花火大会観覧イベントの参加者たちです。

イベントは900人限定で、入場チケットは、6月中旬頃から、抽選販売されました。
価格は、最安のプランで9800円(税込、別途おみやげ付き)です。
そのほか、展望デッキ内にあるレストランで、料理とともに花火を楽しめるプランは、食事代込みで4万7000円(同)でした。

しかし、花火当日の夕方頃から、ツリーの上部を覆うような形で、雲が出現しました。
展望台の窓から見える光景は、真っ白の雲だけ、という状況が、起きてしまいました。

ツイッターには、

「花火まったく見えません」
「雲でほとんど見えず、しまいにはプレス席から人が消え、微かに見えると大歓声という」
「薄っすら見えてまた真っ白。見えそうで見えないギリギリ感」

といった報告が、現場の写真付きで、続々と寄せられました。
真っ白の雲だけが、窓に映る中で、花火の打ち上がる「音」だけが鳴り響く模様をおさめた動画を公開するユーザーもいました。

スカイツリーの花火観覧に、ツアーで参加したという会社員女性(28)は、「ほとんど曇っていて、見えないに等しかった」として、「(ツアー代金の)2万払ってこれかよ、と思いました。涼しいスカイツリーで綺麗に花火を見るのを期待していたので、悲しかったです」と肩を落としました。
彼女は、19時の打ち上げ開始から、20時15分頃まで展望台に居ましたが、花火が見えた時間は、トータルで15分くらいだったといいます。
彼女は途中から、テレビ東京が生中継した花火大会の模様を、ワンセグで観ながら、外の花火の音を聞いていたといい、「悲しい状況でしたが、なかなかシュールで楽しかったです」と、自虐気味に振り返りました。

また、9800円の入場プランで参加した、30代の会社員男性も、「時折、雲の切れ間から見えることもありましたが、ほとんど見えませんでした」といいます。
「時折花火が見えたときには、一瞬ですが、拍手が上がるほど(会場全体が)盛り上がりました。残念ではありましたが、雲間に見える花火は、それはそれで幻想的で、『これも思い出かな』といった感想です」と振り返っていました。

そのほか、小学2年生の娘と一緒に、観覧に参加した、東京在住の女性も「モヤと煙ですりガラスのようになって、ホントに何も見えなくて」とこぼしました。
娘も「(展望台まで)上がらなくて良かったね」などと話していたといいます。

なお、スカイツリー広報事務局の担当者は、「当日の雲の状況によっては花火がはっきりと見えない部分もあったようです」と説明しました。
ただ、参加者からのクレームなどは一切なく、「天候の問題ということもあり、皆様にもご理解を頂けたと感じております」としていました。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


これはあまりにも悲惨、気の毒としか言えません。

天候の問題なので、しかたがないという面があるのは、確かです。
ただ、今回は、悪天候にも関わらず、大会が決行されてしまったので、こういう結果になりましたが、花火大会自体が中止になっていたら、返金してもらえるのでしょうか。

この状況で、暴動が起きなかったのは、むしろ凄いことだと思います。

そもそもスカイツリーは、「強風のため営業中止」になることが、しょっちゅうあります。
遠方から、わざわざ上京した観光客が、告知看板とツーショット写真を撮って、空しく帰っていくというのも、おなじみの光景です。

なので、スカイツリーに行く人たちは、何があってもしかたがない、文句を言わないという、覚悟ができているのかもしれません。
デキたお客さんだなあ。

東京スカイツリー
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