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2019年04月22日

動物の毛あげます、動物園のじゃんけん大会で

もうすぐゴールデンウイークです。
10連休に合わせ、ある動物園が企画している「じゃんけん大会」の賞品が、「マニアック」とネット上で話題を呼んでいます。
その内容は、園内で暮らしている動物の体毛や、愛用のおもちゃがもらえるというものです。
本気すぎるラインナップを打ち出した背景には、飼育員の「間接的にでも動物と触れ合い、親しみを持って欲しい」との思いがありました。

盛岡市動物公園

じゃんけん大会は、盛岡市動物公園(盛岡市)が考案しました。
園内で、来園客向けに行う「春まつり」のイベントの一つです。

「触ることができないヒトコブラクダのふわふわの毛」
「鳥類担当者たちが必死で集めた いろいろな鳥たちの羽根の詰め合わせ」
「カナダカワウソが体を拭くのに使っている麻袋」
など。

賞品の一覧画像には、味わい深い文句とともに、園内の動物にまつわるアイテムが並んでいます。
ゾウが遊んだタイヤの一部など、おもちゃの名前もあります。

今月14日、公式ホームページ上に、詳細が発表されると、早々に、ファンたちが反応しました。
「想像を上回るマニアック度」
「私だったら家宝にする」
と、狂喜の声があふれています。

動物園ならではの企画です。
同園では、過去の春まつりでも、じゃんけん大会を開きましたが、その際の賞品は、ぬいぐるみや旅行券などでした。
ですが、今年のゴールデンウイークは、史上初の10連休です。
春まつりの担当スタッフたちは、「いつもの休日とは、ひと味違ったものを準備したい」と話し合いました。
そこで、約100種類・700匹ほどの動物がいるという、園内の環境を生かし、「小さな子どもからマニアまで楽しめる賞品をそろえよう」と考えました。

賞品は、動物に影響がない形で用意されました。
生え替わりの時期などに、自然に抜けた体毛や羽根を集めたり、使い古され処分直前のおもちゃを選んだりしました。

動物に親しんでもらうための、工夫もこらされています。
例えば、ヒトコブラクダの体毛や、ポニーの尻尾の毛といった、普段は直接触れられない動物や、部位を選ぶことで、物珍しさと身近さを両立させました。

肉食獣ゆかりの品もあります。
2013年に生まれた、メスのライオン「プリンセス」お気に入りの「石」です。
プリンセスは人なつっこく、飼育員と、柵越しに追いかけっこをしています。
石を眺めていると、飛びつく姿が、目に浮かぶようです。

今回の企画、実は、SNSなどで告知される前から、大きな反響がありました。
飼育員は、「ファンの皆さんの高い熱量に驚きました」といいます。
その上で「これだけ話題になったことは、予想外ながら大変うれしい。連休中は、遠くから来園されるお客さんもいると思います。少しでも多くの方々に、動物に親しんで欲しいです」と話しています。

じゃんけん大会は、4月27日〜5月6日、園内の「芝生広場」で、毎日正午に開かれる予定です。
盛岡市動物公園のツイッター(@moriokazoo)でも、関連情報が確認出来ます。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


これは、キャッチコピーのセンスに、全てがかかっている企画と言っても、過言ではありません。
鳥の羽なんて、公園にでも行けば、そこここに散らばっているじゃありませんか。
ハトとかのフンまみれの汚らしいやつが。
そんなもの、誰も欲しがりません。
ラクダの毛も、単に「ラクダの毛」とだけ書かれていたら、「珍しいね」と感心される程度で終わってしまうのではないでしょうか。
「ふわふわの毛」だからこそ、「絶対欲しい!モフりたい!」と思うのです。

ちなみに、ラクダの毛はふわふわなのですか。
何の根拠もありませんが、ごわごわしたイメージがあったので、意外でした。

盛岡市動物公園
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