⇒育毛商品の楽天ランキングはこちら
 ⇒年会費永年無料の楽天カード


2019年07月13日

吉野家、超特盛が想定外ヒットで赤字脱却

吉野家ホールディングスが、7月9日に発表した、2019年3〜5月期の連結決算は、営業利益が10億4400万円となり、1億7800万円の赤字だった前年同期から、黒字転換を果たしました。
牛丼の新サイズの「超特盛」が、想定以上にヒットし、客単価の引き上げに成功した形です。

吉野家 冷凍牛丼の具135g×28袋

吉野家は3月、看板商品の牛丼で、1991年に「特盛」を始めて以来、28年ぶりに、新しいサイズとなる、超特盛と、「小盛」を導入しました。
肉の量は、超特盛が「大盛」の2倍、小盛は「並盛」の4分の3です。

超特盛は、税込み価格で、並盛より400円高い780円ですが、発売後1カ月で、100万食を達成しました。
吉野家の広報担当者は「創業120周年の目玉商品として投入したが、ここまでヒットすると思わなかった」と話します。

さらに、5月から提供を始めた「ライザップ牛サラダ」(税込み540円)も、好調です。

食べ応えを求める若年層を狙った超特盛と、健康志向の中高年層や女性らを狙ったライザップ牛サラダや小盛を投入する「二兎を追う」戦略が、奏功しました。

超特盛とライザップ牛サラダについては、顧客層の拡大に加え、客単価の向上にも寄与しました。

これまでの吉野家の課題は、牛丼の並盛しか頼まない客が多いことでした。
定食や、セットメニューをそろえる、他の牛丼チェーンに比べ、メニューにバラエティーが乏しかったのです。

超特盛には、現場のオペレーションが変わらないという利点もあります。
メニューを増やせば、新たな顧客を呼び込める可能性はありますが、一方で、オペレーションが複雑になります。
人手不足による、人件費上昇が、外食企業の大きな問題になる中で、さらに従業員を増やすのは、簡単ではありません。
その打開策が、コメの量が、大盛や特盛と同じで、肉の量が、大盛の2倍の、超特盛です。
現場の従業員に、大きな負担をかけずに、メニューの幅を増やすことを実現し、客単価もアップしました。

原材料費や、人件費の高騰に、いかに対応するかは、外食業界に共通の悩みです。
対応策として、値上げをする企業も増えていますが、単純な値上げは、客離れを引き起こしかねません。
客単価を上げることは大切ですが、値上げは、その一手段にすぎないのです。

さらに、10月には、消費税率の10%への引き上げが、控えています。
そんな中、超特盛で業績回復を果たした吉野家の手法には、他の企業が参考にできる部分もありそうです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


現在、吉野家の牛丼は、量が少ない方から順に

小盛(税込360円)
並盛(税込380円)
アタマの大盛(税込480円)
大盛(税込550円)
特盛(税込680円)
超特盛(税込780円)

の6種類展開となっています。

牛丼というのは、がっつり食べたい時に選ばれるメニューだと思うのです。
なので、大きいサイズの需要は高いでしょう。

吉野家は、以前にも、特盛を超える、特大サイズの牛丼を、期間限定で投入したことがありました。
当時の名称は、確か「メガ盛」だったかと記憶しています。
これも、物凄く好評で、何故レギュラーメニューにしないのかと言われたものです。
あの時、レギュラー化を検討していたら、吉野家の経営状態は、今とは違っていたかもしれません。

サイズが6種類もあるというのは、他では見たことがない、ちょっと考えられない事態ですが、そこに、吉野家のこだわりが感じられます。
やはり、牛丼屋は牛丼で勝負しろということでしょうか。

吉野家 冷凍牛丼の具135g×28袋
22:17 | 経済ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
copyright © 2009 朝礼のネタ「アサネタ」〜ニュースな毎日 all rights reserved.