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2019年11月06日

流行語大賞ノミネート30語発表

今年、最も話題となった言葉を選ぶ
『現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞』
の、ノミネート30語が6日、発表されました。

ノミネート語の中から『2019ユーキャン新語・流行語大賞』トップテンならびに、年間大賞を、12月2日に発表します。
表彰式は、都内のホテルにて、開催します。

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■ノミネート30語(50音順)

「あな番(あなたの番です)」
秋元康企画の日本テレビ系テレビドラマで、25年ぶりの2クール=半年連続ドラマとして、話題になりました。
新婚夫婦が交換殺人ゲームに巻き込まれ、ネットでは、視聴者による「考察合戦」が繰り広げられるほど、予想できない展開で、人気となりました。
第2章「反撃編」からは、TBS系『はじ恋(初めて恋をした日に読む話)』にも出演した、横浜流星も登場しました。

「命を守る行動を」
気象庁が、2013年から運用を開始した「特別警報」は、気象災害や水害、地震、噴火などの、重大災害が起こるおそれが、著しく大きい場合に、出されます。
経験したことのないような、異常な現象が起こり得る状況のため、対象とされる地域の住民、はただちに「命を守る行動をとる」ことが推奨されます。
台風19号では、テレビやラジオでも、特に多く耳にしました。
建物等で、上下垂直方向に避難する、垂直避難など、臨機応変な対応を促し、注意喚起をしました。

「おむすびころりんクレーター」
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した、小惑星探査機「はやぶさ2」により、2019年4月に生成された、リュウグウ表面の、人工クレーターの愛称です。
世界各地の、子ども向けの物語にちなんだ名前を付けることになっており、公式ではなく、プロジェクトチーム独自提案の、愛称という扱いです。

「キャッシュレス/ポイント還元」
クレジットカードや、交通系ICカードなどを利用した、現金を使わない決済方法です。
10%への、消費税増税の際、ポイント還元事業とセットで、経済産業省により、後押しされました。
さかんに宣伝されましたが、ポイント還元については、事前登録が必要なものも多く、複雑でわかりにくいという声もありました。
ただ、キャッシュレスで買い物する層が増えたといわれています。

「#KuToo」
セクハラ被害を告発し、撲滅するムーブメント「#MeToo」になぞらえ、「靴+苦痛+MeToo」をあわせた造語です。
職場で、女性が、ハイヒールやパンプスの着用を義務づけられている慣例への抗議運動として、元グラビアアイドルでライターの石川優実が提唱しました。

「計画運休」
台風接近など、列車の運行に影響が予想される場合に、安全の確保と混乱の防止を図るため、風速や雨量が規制値に達する前に、運転を取り止めること。
台風15号、19号ともに、鉄道各社により、実施されました。

「軽減税率」
消費税率を10%に引き上げる際に導入された、経過措置です。
定期購読新聞代や、食料品などに、8%の軽減税率を導入したことで、税金の負担感は軽減されますが、軽減税率と標準税率の二つの税率が共存することになり、消費者にとって、不透明でわかりにくいものになりました。

「後悔などあろうはずがありません」
大リーグ・マリナーズの、イチロー選手が3月、東京ドームでの、アスレチックスとの開幕2戦目終了後に、引退を表明しました。
引退会見で、決断に対して問われた際に、こたえた言葉のひとつです。

「サブスク(サブスクリプション)」
本来は、定期刊行物の購読・契約などを意味する言葉ですが、近年、ゲーム、動画、音楽など、配信サービスのデジタルコンテンツの、定額使い放題サービスを意味するようになりました。
さらに、服飾品のレンタルサービスや、飲食店の飲み放題の月額制など、非デジタルも含む、広範なビジネス分野にも広がっています。

「ジャッカル」
ラグビーワールドカップ日本大会で、フォワードの姫野和樹選手が得意とした技です。
タックルされ、倒れた相手選手のボールを奪いにいく技で、立ったままボールにからむプレーを、動物のジャッカルにたとえたものです。

「上級国民」
4月に東京・池袋で起きた自動車暴走事故の高齢加害者が、逮捕もされず、容疑者とも呼ばれず、「元院長」と報道された点に、注目が集まりました。
特権的な立場だったからこそ逮捕されなかった、との憶測が、ネットを中心に広まり、警察や報道を批判する動きも広がりました。

「スマイリングシンデレラ/しぶこ」
女子ゴルフメジャー「AIG全英女子オープン」で優勝した、渋野日向子選手。
日本勢の海外メジャー制覇は、1977年の、全米女子プロ選手権の、樋口久子選手以来、男女を通じ、42年ぶりで、一躍時の人になりました。
笑顔全開のプレースタイルが、海外で「スマイリングシンデレラ」と称され、話題を呼びました。
渋野選手が出場する試合には、大勢のギャラリーが集まり、しぶこフィーバーで、テレビ中継の視聴率もうなぎ上りといいます。

「タピる」
タピオカパール(キャッサバで作った団子状の粒)を、ミルクティーなどの飲料に入れた、台湾発祥の「タピオカドリンク」が流行しました。
タピオカドリンクを飲むことをあらわす「タピる」「タピ活」などの派生語もうまれ、インスタ映えすることで、ブームが継続しました。
狭いスペース、低コストで運営できることで、繁華街に、専門店が林立しました。

「ドラクエウォーク」
スマホ向け位置情報ゲーム『ドラゴンクエストウォーク』が、2019年9月に配信されました。
RPGゲームの王道である「ドラクエ」の世界を冒険しつつ、健康的に、歩きながら楽しめるスマホゲームアプリとして、話題になりました。

「翔んで埼玉」
特定地域をディスる(馬鹿にする)映画が、その地域で、熱狂的に受け入れられました。
映画『翔んで埼玉』は、漫画家・魔夜峰央による、未完のギャグ漫画が原作で、埼玉県民が、東京都民に虐げられる、架空世界が舞台です。
埼玉県を中心とした、全国的なヒットとなりました。

「肉肉しい」
近年の、かたまり肉や、熟成肉、肉バルなどの肉ブームから、より「肉っぽさ」を感じる料理を食べたときに使うことで、数年前から広がっています。
レシピサイトなどでも多用されていますが、国語の辞書には「憎々しい」しか載っていません。

「にわかファン」
ラグビーワールドカップ日本大会は、アジア初の開催で、開幕戦から、徐々に盛り上がりをみせました。
日本代表の快進撃で、8強入りを勝ち取り、史上初の決勝トーナメント進出も決めたことで、「にわか」を自認するファンが増えました。
普段、ラグビーを観戦していないような人びとが、ワールドカップのことを話題にする際に「にわかですけど」と一言つけて語る姿が、多く見られました。

「パプリカ」
米津玄師が作詞・作曲・プロデュースする、NHKの「2020応援ソングプロジェクト」の曲名です。
5人の子どもユニット「Foorin」が踊るダンスが、子どもたちに人気となりました。
今夏、米津本人がセルフカバーして、話題になりました。

「ハンディファン(携帯扇風機)」
小型扇風機に、持ち手が付いた商品が、ブームになりました。
もともと、中国などで、若い層に流行っていた商品が、国内でも流通するようになり、低価格の商品も増えたことで、老若男女に利用が拡大しました。
ハンズフリー商品なども登場し、夏場は多く見かけました。

「ポエム/セクシー発言」
小泉進次郎環境大臣が、福島第一原発事故で発生した、除染廃棄物の最終処分場が決まっていないことを問われて、返した発言から、小泉ポエムとして話題になりました。
また、出席した国連気候行動サミットで「気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」と発言したことも、話題になりました。
さらに、結婚を決めたときや、内閣改造で大臣就任の際に発した言葉が「理屈じゃない」です。

「ホワイト国」
輸出管理制度の中で、優遇措置の対象国を、日本では「ホワイト国」と呼んでいました。
現在の名称は、グループAと変わりました。
韓国を、ホワイト国から除外し、日韓関係は、混迷を深めています。

「◯◯ペイ」
現金以外で代金を支払う、キャッシュレス決済の競争が激化する中、ここ数年で、急速に増えたのが、◯◯ペイと呼ばれる、「QRコード」を使う方式です。
店側の端末に表示されたQRコードを、スマホで読み取ったり、支払い者のスマホに表示したQRコードを、店側が読み取ったりして、決済します。
PayPay、7ペイ、ファミペイなど、さまざまな「Pay」が生まれました。

「MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)」
日本陸上競技連盟が、東京五輪に向け、発表した、マラソンの選考システムです。
陸連が指定した大会(MGCシリーズ)で、所定のタイム、順位をクリアした選手が、19年9月15日に行われた、選考レース(MGCレース)に出場する権利を得ます。
三枠目は、19年冬から20年春にかけての選考対象レース、MGCファイナルチャレンジの結果しだいで、決まります。

「免許返納」
政府や自治体などが呼びかけるものの、生活に車を必要とする地域などでは、運転免許証の自主返納は、なかなか難しいものです。
高齢ドライバーによる事故が報道されたり、芸能人の間でも返納が広がり、後期高齢者の返納件数も、増えているといいます。

「闇営業」
吉本興業などに所属するお笑い芸人が、振り込め詐欺グループの会合に参加し、ギャランティーを受け取っていたことが明らかになった問題で、業界内では、「直」という言い方が一般的とされますが、タレントが、事務所を通さず、直接受ける仕事のことが、メディアでこう表現されました。所属芸人の会見に続き、社長が会見することに発展し、騒動となりました。

「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」
ラグビーワールドカップ日本大会の、日本公式キャッチコピーです。

「令和」
新元号「令和」が発表され、さまざまな派生表現も生まれました。
令和おじさん、令和婚、令和の怪物、令和初、令和最初の、、、などです。
社会生活においては、元号離れが進んでいる現状ですが、元号の出典は、日本最古の歌集である「万葉集」であることや、元号決定までの経緯なども、公表されました。
考案者探しなど、連日、テレビや報道が、盛んでした。

「れいわ新選組/れいわ旋風」
山本太郎氏が4月に旗揚げした「れいわ新選組」は、参議院選挙までの約3ヶ月間で、4億円以上の寄付を集め、独自の選挙戦を展開しました。
街頭演説が、スマホで動画撮影され、ツイッターで拡散し、波となりました。
格差是正と政治の役割を、真っ正面から語り、弱者に寄り添う演説に、多くの人が魅せられました。

「笑わない男」
ラグビーワールドカップ日本大会で活躍した、プロップの稲垣啓太選手のことです。
スコットランド戦で、代表初トライを決めた、強面の選手で、大金星後の集合写真でも笑顔なしと、スポーツ紙の一面を飾りました。

「ONE TEAM」
ラグビーワールドカップの日本代表選手たちは、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチのもと、早い段階から、一つに結束することをテーマに掲げていました。
日本が、プールステージ(一次リーグ)を突破し、8強を勝ち取り、初の決勝トーナメント進出という、大きなインパクトを与えたことで、このスローガンも、広く知られることになりました。

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毎年、元ネタ、意味の分からない単語がちらほらあって、焦るのですが、今年は、全ての語の解説を載せてみました。

で、どの語が大賞に選ばれそうか、なのですが、順当に行けば、「令和」でしょうか。
「タピる」もありそうです。
ラグビーW杯関連語も捨てがたいです。

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