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2019年11月19日

ポケモン新作で大リストラが実施される

1996年、ゲーム「ポケットモンスター」の、第1作が発売されました。
おなじみのキャラクター「ピカチュウ」を“顔”に、シリーズは人気を博し、今年11月15日には、第8作目となるNintendo Switch用ソフト「ポケットモンスター ソード・シールド」が発売されました。
しかし、この新作は、発売前から、国内外で、大きな波紋を呼んでいました。

『ポケットモンスター ソード・シールド』ダブルパック

シリーズに共通する基本的なシステムは、ポケットモンスター(通称ポケモン)と呼ばれるモンスターを捕まえ、育て、そして対戦させるというものです。
第1作の「ポケットモンスター 赤・緑」に登場したポケモンは、全151匹でした。
99年発売の第2作目「金・銀」では、ポケモンの数は、計251匹に増え、02年の3作目「ルビー・サファイア」には、計386匹と、ポケモンはどんどん増えてゆき、昨年11月に発売された「Let’s Go!  ピカチュウ・Let’s Go!  イーブイ」の時点で、じつに計809匹のポケモンが、世に出ていました。

当然、今回の新作「ソード・シールド(以下、剣盾)」では、809匹+新ポケモンで遊べるものと、ファンは期待していました。

「剣盾」では、81匹の新ポケモンが加わりました。
しかし、剣盾に登場するポケモンの数は、およそ400匹で、約半数のポケモンが、新作には登場していません。
これまでは、基本的に、過去の作品から、自分のポケモンを連れてきて、新作でも、一緒に旅をしたり、対戦したりすることができました。
しかし、剣盾では、登場しないポケモンの、データそのものが用意されておらず、行き来ができません。
完全に“リストラ”されてしまったのです。

リストラの理由について、プロデューサーの増田順一氏は、次のように説明しています。

〈グラフィックをハードの変化に適応したクオリティーにすることのほか、バトルの面でも、新たな個性を持ったポケモンを活躍させることや相性のバランス調整をすることが非常に困難になりました。今回の決断の理由にはそうした事情があり、これから先の作品ではすべてのポケモンを登場させるのは難しいという決断に至ったのです〉(19.06.13更新「ファミ通.com」より)

この“全ポケモンは登場させられない”という情報が出回ったのは、「剣盾」発売の、およそ半年前のことでした。
そして11月、「剣盾」登場ポケモン一覧とされる情報が、海外からもたらされました。

リストラの全容に、ファンからは、嘆きの声が上がりました。
手塩にかけて育てたポケモンが、剣盾で使えないこともさることながら、リストラの基準にも、疑問の声が出ました。
各シリーズで、最初にもらえる3匹、通称“御三家”からも、リストラが出ました。
貴重な“伝説”扱いとされるポケモンでも、出ないものがあります。
シリーズの魅力のひとつ、オンライン対戦で定石として使用されるポケモンも、リストラにあいました。
一方、どう考えても、人気はないだろうというポケモンで、出ているものもあります。

たとえば今夏、JR東日本で実施されていた「ポケモンスタンプラリー2019」では、18匹のポケモンが起用されました。
このスタンプラリーは、第1作目「赤・緑」時代に公開された映画のリメイク作「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」とのタイアップ企画でした。
つまり、この18匹は“古典”に登場する、厳選されたポケモンといえます。
ところが、このうち、剣盾に登場するのは、7匹だけです。
「カメックス」や「フシギバナ」、なにより、映画に名前が冠されたポケモン「ミュウツー」も出ないのです。
シリーズに詳しくない方でも、リストラの衝撃のほどが、少しはお分かりいただけるでしょうか。

“新シリーズはプレイする気がおきない”といった意見がSNSに投稿され、怒りのたけをYouTube配信するファンもいました。
11月15日に日本で予定されていた発売記念イベントは、〈運営上の都合〉を理由に急きょ中止になりましたが、これも、炎上を受けてのものと思われます。
さらに米国では、ダウンロード版の予約返金キャンセルが認められました。
返金キャンセルを認めるのは、異例の事態だといいます。

Twitter上には、ポケモンの開発会社を指して「#GameFreakLied(ゲームフリーク社の嘘つき)」「#FuckYouGameFreak」というタグも登場し、増田プロデューサーのアカウントには、海外からも、非難の声が寄せられています。

しかし、増田氏のコメントにもあるように、登場キャラクターが1000近くにまで増えれば、新たなゲームを作るには、時間も人手も、膨大にかかります。
今後もシリーズを続けるのであれば、リストラは、どこかではやらなければならなかったことなのです。
「ポケモン」という、世界的な長期タイトルの宿命とみる、ゲームライターもいます。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


私は、ポケモンには、まったく詳しくないのですが、実は、ちょっと気になっていました。
新シリーズが発売されれば、新キャラクターが投入されるのは、当然です。
ですが、増えていく一方では、収拾がつかないのではないか?
新キャラが増える一方で、逆に「消えた」キャラクターはいないのか?と。

毎回、100匹単位で増えていたという、その数にも驚きましたし、今までリストラがなかったことも、開発チームは、物凄く頑張ってきたんだなと、尊敬に値します。

とはいえ、リストラの基準は、明確にしてほしいところです。
誰もが納得する"正解"なんてありませんが、生き残りをかけた総選挙を実施するとか、何か、もうちょっと、上手い方法があったのではないかという気はします。

ポケモンは、史上稀にみるヒット作です。
せっかくのいい作品なのですから、これからも、末永く続いて欲しいと思います。
そのためには、こういった問題も、何とか乗り越えて欲しいものです。

『ポケットモンスター ソード・シールド』ダブルパック
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