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2020年01月16日

コンビーフ缶が70年ぶりにリニューアル

加工食品などを手掛ける川商フーズ(本社・東京都千代田区)は2020年1月15日、主力商品「ノザキのコンビーフ」の、「枕缶」での販売を終了すると発表しました。
約70年親しまれてきた、「巻き取り鍵」が特徴的なパッケージを変更し、開けやすいシール蓋を採用したデザインで、3月16日に、リニューアル発売します。

【川商フーズ】ノザキのコンビーフ 100g×4缶

独特の見た目で人気を博している、ノザキのコンビーフが大きく刷新されるとあって、インターネット上では
「ああ、もうクルクル出来ない世界になってしまうのか」
「コンビーフといえばこの缶だと思っていたのでびっくりです!」
などと、驚きの声があがっています。

川商フーズは「『ノザキのコンビーフ』を始めとした現行の『枕缶』商品を、より使いやすく、バリア性に優れた新パッケージヘリニューアル、2020年3月16日より発売いたします」と発表しました。
1948年に発売した同商品は、当初びん詰でしたが、その2年後に、台形型の缶となり、付属の「巻き取り鍵」で回しながら開けるのが特徴の、「枕缶」となりました。
「約70年たった今では、コンビーフといえば牛のマークがついた『台形の缶詰』とご愛顧をいただいております」と、長きに渡って愛された、特徴的なデザインでした。

新パッケージは、お馴染みの牛のマークをデザインに残し、形状は、台形の「枕缶」のイメージを最大限踏襲した「アルミック缶」(昭和電工パッケージングの登録商標)を採用します。
「開けやすいシール蓋を採用し、缶詰での開けづらさを解消しました」というのに加え、「アルミ箔と樹脂フィルムを貼り合わせたもので、缶詰と同様に空気の侵入による製品の劣化を防ぎ、優れたバリア性を備えています」と、保存性も高いです。
「賞味期限は現行缶詰より6カ月長く、常温保存で製造日から3年6カ月間、調理なしでそのままでもおいしく召し上がれるため、非常用の備蓄食品にも最適です」といいます。

現行の、内容量100グラムの枕缶は、国内のみで販売していますが、「これでも量が多すぎるという意見が多くありました。現在の家族構成や食事シーン等を考慮し、使い切りやすい80グラムへ変更いたします」と、少量化します。

「ノザキのコンビーフ」だけでなく、「ニューコンミート」「脂肪分50%カットコンビーフ」「ご飯にめちゃいける和風コンビーフ」も、生まれ変わるとしています。

川商フーズは、ツイッターでも、15日に告知しました。

「【大切なお知らせ】 この春、台形の枕缶に入ったコンビーフの販売を終了いたします。枕缶での販売開始から70年、製缶等製造ラインが限界に来ており、このような決断となりました。長年のご愛顧、誠にありがとうございました。あと少しの間 枕缶をどうぞよろしくお願いします」

と投稿しました。
シール蓋の新容器は「小さなお子さまでも左利きの方でも簡単に開けられます」と紹介しました。
そのほか「皆さまの新容器に対する不安や疑問に寄り添えればと思います」との姿勢を示しています。

現行の枕缶のコンビーフは、「在庫がなくなり次第の終売」となります。
新容器のコンビーフ発売までは持つ程度には、在庫を備えているといいます。

約70年ぶりのリニューアルとあって、今回の発表に、ツイッターでは、

「コンビーフがなくならないならいいよ!」
「ああ、もうクルクル出来ない世界になってしまうのか」
「良し! 最後に巻き巻きしようっと!」
「えええ!? コンビーフといえばこの缶だと思っていたのでびっくりです!」
「ゼンマイを巻く様に缶を開けるのが楽しめ無くなるのが、残念です! 時代の流れだからしょうがないですね。新しくなっても利用しますので頑張って下さい」

と惜しむ声や、巻き取り鍵の印象を書き込むユーザーが、相次いでいます。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


当時はきっと、缶切り無しで開けられる"斬新な"缶詰だったのでしょう。
今は、すっかり、そういうのが普通になってしまいましたけれども。
まあ、開け方はいいとして、どうしてあの形だったのか、そっちの方が気になります。
あの形状を再現するのは、難しそうです。
リニューアルとともに、さようならとなってしまうのも、仕方がありません。
でも、やっぱり、寂しいものです。
あと2か月間、別れを惜しみましょう。

【川商フーズ】ノザキのコンビーフ 100g×4缶
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