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2020年05月15日

花さかじいさんの「命のシバザクラ」満開 山形・立谷川

ゴミが散乱していた河原に、シバザクラを植え続けた、花咲かじいさんがいます。
山形市と天童市を流れる立谷川に、一人の男性が、病を抱えながら残した、色鮮やかな「命のシバザクラ」は、男性が亡くなって7年を迎える今年も、美しく咲き誇りました。

花苗・芝桜・ダニエルクッション 濃いピンク花

山形市高瀬から、山寺方面の北へ向かって、大森トンネルを抜けると、左右の河原一面に、赤紫やピンク、白色の、シバザクラが広がります。

この地はかつて、洗濯機や家具などが散らばる、不法投棄の場所でした。

「トンネルを抜けたら桃源郷を実現したかった」。
2013年に、77歳で亡くなった田所三男さんは生前、妻晶代さん(79)に、よく、こう思いを語っていました。
1989年、孫のために、田舎の家を作ってあげたいと、立谷川近くの天童市荒谷に家を購入し、自宅がある川崎市との二重生活を送っていました。

しかし、2005年に、末期の腎臓がんで、余命3カ月と宣告されました。
会社を退職し、腎臓の摘出手術を受けました。

翌06年12月、地元の反対を受けながらも、荒れた河原を「ゴミを捨てられないくらいきれいな場所にしよう」と、1人でチェーンソーを握り、伸びきった木を伐採するなど、整備を始めました。

12年には、県内外の有志が集まったボランティア「立谷川の花さかじいさん」が結成されましたが、田所さんは、翌年に亡くなりました。
ボランティアの代表を務める義理の息子・松田和雄さん(59)は「後ろ姿を見ていたので、遺産として引き継ぎ、残さねばならないと思った」と振り返ります。

近年は、約4.5万平方メートルに咲く、約3万株のシバザクラを見に、約6万人の観光客が訪れます。
秋には、コスモスも楽しめるほか、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、会員や地域住民らが、チューリップなどで、五輪のエンブレムを形取り、機運醸成を図りました。

シバザクラを覆うように咲き香る、約500本の桜の木は、田所さんと孫が植えたものです。
晶代さんは「孫と一緒に桜は大きくなる。大きな庭を作って残してくれて、本当にうれしい」といいます。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


「きれいなものの上に汚いものを置こうとは思わない」という心理があるそうです。
ゴミの不法投棄場所を花畑に変える取り組みも素晴らしいですが、それを個人で、一人でやり抜く根性には、本当に脱帽です。
今では、観光名所になっているようですが、恐らく、その由来を知る人は、少ないのでしょう。
大々的にPRしてもいいのではないでしょうか。

花苗・芝桜・モンブランホワイト 白花
10:28 | 社会ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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