⇒育毛商品の楽天ランキングはこちら
 ⇒年会費永年無料の楽天カード


2020年06月01日

岐阜県の「唐辛子」の呼び名

岐阜県の名物グルメの味を引き立てる名脇役である「唐辛子」ですが、その呼び名は、県内各地で、さまざまです。
国語辞典の通り、唐辛子と呼ぶ人もいれば、「コショウ」や「南蛮(なんばん)」と呼ぶ人もいて、同じ岐阜県民でも、通じ合いません。
複数の呼び名が使われている県は、全国的にも珍しいです。

唐辛子粉 調味用 1kg

唐辛子は、緑の実がなり、完熟すると、真っ赤になります。
県内で作られている、唐辛子の加工食品を取り寄せてみると、確かに、地域ごとに、商品名にも、違いが見られます。

「徳山唐辛子」は、ダム湖に沈んだ旧揖斐郡徳山村(現揖斐川町)で作付けされていた唐辛子で、現在は、本巣市根尾地区に引き継がれて、栽培されています。
生産農家によると「根尾では、昔から唐辛子は唐辛子。徳山村では実のままだと唐辛子、唐辛子を加えた漬物は南蛮漬けと呼んでいた」といいます。
「各務原キムチ」で知られる各務原市では、キムチ作りに唐辛子が欠かせませんが、それは「赤唐辛子」と呼んでいます。

県の飛騨・美濃伝統野菜でもある唐辛子「あじめコショウ」の栽培が盛んなのは、中津川市です。
この辺りでは、古くから、唐辛子はカラゴショウ、ピーマンはアマゴショウといいます。
ラーメンに振りかける、一般的な"ペッパー"のコショウは「コショウ」で、特別な呼び方はありません。

一方、飛騨地域では、唐辛子そのものを、南蛮と呼びます。
南蛮と聞けば、唐辛子を思い浮かべるといいます。
鴨南蛮やチキン南蛮とは区別しています。
高山市奥飛騨温泉郷福地の居酒屋「多羅の木」には、「焼きなんばん」という、夏季限定メニューがあります。
唐辛子の完熟前の緑の実を焼き、かつお節としょうゆで食す一品料理です。
店主の中野靖好さん(61)は「観光で来たお客さんに"なんばん"の意味を聞かれる。昔から唐辛子なら何でも南蛮」と話します。
高山には、唐辛子にちなんだ「赤なんばん」という店名の焼き肉店もあります。

郡上も南蛮です。
唐辛子の葉と緑の実をしょうゆなどで煮た「南蛮煮」という郷土料理があります。
ただ、飛騨とは捉え方に違いがあるのか「緑の実が南蛮。完熟した赤い実は唐辛子」と話す生産者もいます。

唐辛子は、中南米原産です。
日本には、戦国時代ごろに、ポルトガル人が伝えたなど、諸説あります。
「日本の方言地図」(中公新書)によると、日本には、先に、一般的なコショウが伝わっており、後から伝来した唐辛子は「南蛮コショウ」や「高麗コショウ」と呼ばれました。
唐辛子の呼び名は、それよりも新しく、トウモロコシを南蛮と呼んでいた近畿地方などで、混用を避けるため、唐辛子の名が広まり、それが、江戸に伝わったことで、共通語化したようです。

全国の唐辛子を扱う、大阪市の専門店「鷹雅堂」の兼本浩史社長(60)は、大まかに、東北から北陸で南蛮、九州と岐阜、長野県辺りでコショウの呼び名が見られるといい、「三つの呼び名が使われている県は全国的にも珍しい。岐阜県は地理的に日本の中心にあるからでは」と推測します。
同じように、隣の長野県でも、似た傾向がみられるようです。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆


そもそも、唐辛子に「コショウ」とか「南蛮」という呼び方があるということすら、知りませんでした。
「コショウ」も「南蛮」も、別の物を想像してしまって、唐辛子をイメージできません。
好きなんですけどねえ、唐辛子を使った辛い料理。

白菜キムチ10kg(業務用)
22:37 | 社会ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
copyright © 2009 朝礼のネタ「アサネタ」〜ニュースな毎日 all rights reserved.