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2020年06月29日

TV番組で紹介された方法を試したらスマホが使えなくなった

6月27日に放送された日本テレビの番組「世界一受けたい授業」について、ネット上で、「テレビを見てSIMカードにロックをかけようとしたら、スマホが使えなくなった」といったトラブルの報告が、相次ぎました。

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同日の番組内容は、「あなたのスマホがとにかく危ない!個人情報の特定屋とは!?」というものでした。
元埼玉県警捜査一課警部補で現在「刑事コメンテーター」として活動している佐々木成三さんが、デジタル犯罪から身を守るための、スマートフォンの設定を指南しました。

その中で紹介されたのが「SIMカードロック」です。
スマートフォンのロックだけではなく、SIMカードに設定できる「PINコード」(4桁の数字)を、初期設定から変更することで、悪用を防ごうという意図です。

しかし、SIMのPINコードは、入力する番号を3回間違えると「PINロック」状態に陥ってしまい、データ通信はおろか、電話の発着信など、SIMを使った通信が、使えなくなります。

スマートフォンの設定に詳しい、インターネットイニシアティブ(IIJ)のMVNO事業部シニアエンジニアでもある、広報部の堂前清隆副部長は、「操作を間違えるとスマホが利用できなくなる、極めて危険性の高い機能」と指摘します。

堂前副部長によると「この設定で守れることに対してリスクが高すぎる」といいます。

SIMカードを紛失した際、拾われて勝手に通信されたり、SIMカード内に保存されている電話帳などを読み取られる危険はあるため、SIMカードロックで守れるものは、確かにあります。
しかし、通信は、キャリアに紛失の届け出をすれば止められるし、いまどき、SIMカード内に電話帳を保存している人は、多くないと思われるため、わざわざSIMカードロックを使わなくても、他の方法で代替できます。

さらに、iOS、Androidともに、SIMカードロックの設定方法は"初見殺し"なのです。

初めてSIM PINのコードを設定する際、入力欄に『初期設定のPINコード』を入れる必要がありますが、普通は、この欄に、これから設定するPINコードを入れたくなってしまいます。
しかし、そうして、3回間違えると、ロックが掛かってしまうのです。

初期設定のPINコードは、通信事業者ごとに異なります。
PINコードの入力を間違え、PINロック状態に陥ってしまった場合は、8桁の解除コード(PUKコード)が必要になります。
PUKコードの入力も、10回間違えると、SIMカード自体が無効になり、復活できません。

SIMカードへの電話帳保存は、GSM時代からある機能ですが、現在は、スマートフォンの、ソフトウェア側の電話帳機能が発展したため、わざわざ使う人は、ほとんどいないと思われます。
その時代ならまだしも、今となっては、SIMカードロックの機能は、バランスが悪く、堂前副部長は、おすすめできないとしています。

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テレビの影響力は大きいです。
「あなたのスマホが悪用されるかも」なんて言われたら、そりゃあ、怖くなりますよ。
でも、怖い言葉で煽るのは、視聴者の興味を引くための、マスコミの常套手段です。
安易に信用してはいけません。
そもそも、スマホを安全に使いたくて設定をいじったらスマホが使えなくなってしまうのでは、本末転倒です。
個人情報漏洩の危機以前の問題です。

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