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2021年06月08日

2万4000年前の微生物の蘇生に成功

ロシア極東シベリアの永久凍土で、2万4000年間にわたり、凍結されていた微小動物「ヒルガタワムシ」を、蘇生させ、増殖させることに成功したとする、ロシア研究チームの論文が7日、米科学誌カレント・バイオロジーに発表されました。

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論文の共同執筆者で、ロシア・プーシチノにある、土壌科学物理化学生物学問題研究所に所属する、スタス・マリャービン氏は、今回の研究結果は、多細胞生物が、長い休眠に耐える仕組みについての、興味深い問いを投げかけるものだと説明しました。
「多細胞生物が数万年にわたるクリプトビオシス(無代謝状態)に耐えられるということを示す、現時点で最大の証拠だ」といいます。

研究チームは、ロシア北極圏のアラゼヤ川で、掘削装置を用い、コア試料を採取しました。
放射性炭素年代測定により、試料が2万3960〜2万4485年前のものであることを確認しました。

長期間にわたる休眠からの蘇生は、これまで、単細胞生物で確認されていたほか、多細胞生物では、3万年前の線虫が蘇生した例や、数千年にわたり、氷に閉じ込められていたコケなどの植物が、復活した例がありました。
マリャービン氏は、今回の研究により、ほぼ永遠に生存できる生物のリストに、ワムシ類が加わることになったと指摘しました。

ワムシ類は、全長0.5ミリほどで、淡水環境などに生息しています。
今回解凍されたヒルガタワムシは、受精を必要としない、単為生殖と呼ばれる方法で、増殖に成功しました。

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いや、あれは、凍結されていたものを解凍したんじゃなくて、遺伝子を抽出したのですけれども。

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