10日(日本時間)、イタリア・トリノ
ペアのフリーが行われ、ショートプログラム首位の、三浦璃来(20)・木原龍一(30)組が、日本勢ペアとして、史上初の、GPファイナル優勝を果たしました。
"りくりゅう"の愛称で親しまれている、三浦・木原ペアは、この日も、最終滑走での演技です。
フリーの曲は「Atlas: Two」です。
序盤は、高さのあるトリプルツイストを決めますが、単独の連続ジャンプでミスがあり、3サルコウで、木原が手をつきます。
後半は、3回転ルッツ、3回転ループの、2本のスロージャンプを決めて、立て直しました。
終盤は、スピード感のあるリフトとスピンで観客を魅了しました。
演技を終えると、会場は、大歓声に包まれ、2人は、抱き合いながら、健闘を称え合いました。
得点は、フリーでも、トップの136.50点で、合計は、11月のNHK杯で記録した、自己ベスト(216.16点)に迫る、214.58点でした。
2位の、世界王者、クニエリム・フレイジャー組(アメリカ)との得点差は、わずか1.3点でした。
木原
「今日はベストな演技はできなかったけど、日本勢として初めて優勝できて、日本人としてものすごく嬉しい」
三浦
「皆様がとてもあたたかく応援してくれたので最後まで力を出すことができました」
三浦・木原ペアは、今年3月の世界選手権で、銀メダルを獲得しました。
今季は、スケートカナダで、GPシリーズ初優勝を飾ると、NHK杯も制して、2連勝と勢いに乗り、GPファイナルで、ついに、日本勢初の、頂点に立ちました。
【ペア結果】
優勝 三浦璃来・木原龍一組(日本)合計214.58(SP78.08、FS136.50)
2位 クニエリム・フレイジャー組(アメリカ)合計213.28(SP77.65、FS135.63)
3位 コンティ・マチー組(イタリア)合計187.02(SP67.30、FS119.72)
4位 デュデク・デシャン組(カナダ)合計184.28(SP69.34、FS114.94)
5位 ギラルディ・アンブロジーニ組(イタリア)合計180.39(SP63.54、FS116.85)
6位 チャン・ハウ組(アメリカ)合計162.91(SP53.85、FS109.06)
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
おめでとうございます!
おめでとうございます!!
なんということでしょう!!!
よもや、こんな光景を見られる日がこようとは。
これまで、どれほどの苦労を背負ってきたことでしょうか。
本当に、よかったね。
これがゴールではありません。
ここから始まるんですよ。
羽生結弦は知っていても、りくりゅうとはなんぞ?という人も多いと思います。
これから有名になるんだよ。
是非、チェックしておきましょう。